1月17日、大阪府警は在留資格取得のための日本語基礎テストで「替え玉受験」を行ったとして、ベトナム国籍のグエン・テイ・ジエウ容疑者(30)を再逮捕し、共犯とされるルオン・テイ・フエ容疑者(30)を新たに逮捕しました。
グエン容疑者は昨年12月、大阪市内の試験会場でルオン容疑者名義の在留カードを使って成り済まし受験を実施し、別の会場でも同様の不正を試みたとされています。供述によると、成功報酬は1回あたり数万円で、昨年夏から仲介者に誘われて10数件の受験に関与した疑いが浮上しています。
この不正行為を受け、国際交流基金は一時的に全試験の開催と新規予約を中止しましたが、現在は一部の会場で試験を再開しています。
ネット上では、「不正行為者は即刻国外退去にすべき」「性善説の限界だ」「日本の入国管理は甘すぎる」といった厳しい意見が相次いでいます。また、「本人確認の仕組みが不十分」「試験以外の能力確認方法を導入すべき」との提言も見られました。
この事件は、日本の外国人労働者受け入れ制度や試験運営の課題を浮き彫りにし、再発防止策の必要性が強く問われています。
参考文献:https://www.sankei.com/article/20250117-W3ICYBR5LNLG5MU26D5BSZU23A/
コメント一覧