1月17日、外国人留学生の保険証を悪用した診療報酬詐欺事件で、警視庁は主犯格とされる藤原勇気被告(43)を含む7人を逮捕しました。逮捕された中には、ネパール国籍の元日本語学校職員シャヒ・ラビ容疑者(37)や、歯科医師でタレント活動もしていた小山大貴容疑者(34)も含まれています。
調査によると、彼らは留学生62人を無料診察と称して集め、保険証を利用して架空請求を行い、名古屋市を含む複数地域で約2,000万円を不正に得たとされています。詐取金の大部分は藤原容疑者に渡り、宮下淳被告(52)は詐欺に関与する歯科医院の設立を支援。シャヒ容疑者が留学生の勧誘を行い、小山容疑者が診療を担当していたとされています。
留学生たちは日本語の医療通知が読めなかったため、詐欺が発覚するまで時間がかかりました。警視庁は現在、犯行の詳細を調査しています。
ネットでは、「外国人専用の保険制度を設けるべきだ」「国保を悪用される仕組みを見直す必要がある」といった声が上がり、日本の保険制度のあり方を問う議論が広がっています。
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