処理水でのヒラメ試験飼育「トリチウム濃縮なし」確認 3月で試験終了<福島第一原発>
東京電力は、福島第一原子力発電所での処理水の海洋放出が海洋生物に与える影響を確認するため、ヒラメなどの飼育試験を行っているが、
「生体内でトリチウムは濃縮されない」などの結論が得られたとして、2025年3月で試験を終了するとした。
福島第一原子力発電所では2023年8月から処理水の海洋放出が実施されていて、通算11回目となる放出が、2025年3月30日までの計画で行われているところ。
これに伴い、2025年2月からは、敷地を圧迫している1000基あまりのタンクの解体もはじまっている。
東京電力はこの処理水放出に伴う海域への影響の不安の解消につなげようと、2022年9月から、“通常の海水”と“海水で希釈した処理水”、
さらに放出が始まってから“実際に放出された処理水”を使って、ヒラメやアワビ、海藻などの飼育試験を行ってきた。
この飼育試験について、東京電力は3月27日に試験結果のまとめを公表。
・海水と処理水で生育状況に差がないこと
・生体内でのトリチウムの濃縮がないこと
・生体内のトリチウム濃度が生育環境以上の濃度にならないこと
などが確認できたとして、3月31日に試験を終了するとした。
実際に放出された処理水を使った飼育を開始してから約半年が経過したが、ヒラメやアワビが変わりなく生育していることを確認できたという。
処理水の放出をめぐっては、2025年度も7回(約5万4600t)の放出が計画されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/24fde969c49ea788a62d0d06dd0739050b977aa9
引用元: ・処理水でのヒラメ試験飼育「トリチウム濃縮なし」確認 3月で試験終了<福島第一原発> [178716317]
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