2024年12月20日、りそなホールディングスとデジタルガレージは、医療業界向けオンライン決済サービス「CurePort」を発表しました。このサービスにより、診療後の会計待ち時間がなくなり、患者がすぐに帰宅できる環境が整います。提供は、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行が12月19日より開始し、みなと銀行では2025年1月以降の取り扱いが予定されています。
「CurePort」の特徴
非接触・効率化の実現
- 診療後に事前登録済みのクレジットカードで医療費を自動決済。
- 院内感染予防や患者の待ち時間削減を目的に開発。
導入の簡便さ
- 専用機器は不要。受付にQRコードを設置するだけ。
- 電子カルテと接続可能で、診療報酬算定結果を自動取得。
- 電子カルテ未導入の医療機関でも利用可能。
医療機関向け機能
- 自動チェックイン
- 電子カルテ・レセコン連携
- オンライン請求
- 請求額変更・取消機能
患者向け機能
- 簡単登録
- どこでも利用可能
- オンラインで簡単決済
- いつでも決済履歴を確認可能
「CurePort」の名称とロゴに込められた意味
- 名称:
- “Cure”は治療に専念できる環境を、”Port”はヘルスケア情報の接続を意味。
- ロゴ:
- 安心感を与えるハートデザインに、つながりを表現。
医療DXへの取り組み
このサービスは、医療機関のDX化を支援するために、りそなグループの顧客基盤と金融ノウハウ、デジタルガレージグループの決済プラットフォームとフィンテック知見を活用しています。これにより、医療機関と患者が治療に集中できる環境の構築を目指しています。
サービス開始スケジュール
- 2024年12月19日:
- りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行で提供開始。
- 2025年1月以降:
- みなと銀行で提供予定。
「CurePort」は、医療現場の課題を解決し、医療機関と患者の双方にメリットをもたらす新しいソリューションとして注目されています。