【サッカー選手は55歳で認知症の恐怖?】レジェンドDF 「サッカー選手は認知症を死ぬほど恐れている」 「1980年代にプレーしていた選手の中には、認知症に苦しんでいる元チームメイトについて話す選手がかなりいる」
センターバックとしてユナイテッドの黄金期を支えたメイ氏は「みんな、それ(認知症)を知ることを死ぬほど恐れている」と引退後の選手たちの近況を明かした。
「認知症は労働災害なんだ。いま、選手たちに話しかけると、『検査を受けたか?』と聞かれる。でも彼らはすぐに、『いや、知りたくない』と言うんだよ」
今年に入ってからもハル・シティなどでプレーした元FWディーン・ウィンダス氏がステージ2の認知症だと診断されたと報じられる(『BBC』)など、サッカー界では認知症の魔の手が迫っている。
神経変性疾患に苦しむ元サッカー選手を支援するグループの一員であるメイ氏は「キッチンに行って何かを忘れると、私は『認知症になったのかな?』としか考えられないんだ。
それが過ぎ去れば、私はまた元気になるが、そんな考えばかりが頭をよぎる」と自身も認知症に怯えている。
「私は今年55歳になる。10年後に子どもたちが私の面倒を見なければいけなくなり、彼らと話すことも理解することもできないなんてことは避けたい」
2017年にFA(イングランドサッカー協会)が委託した調査によると、サッカーのディフェンダーは非競技者に比べて神経変性疾患と診断される可能性が5倍も高いという。
現役時代にディフェンダ―として何度もヘディングをする機会があったメイ氏は気が気でないようだ。
「子どもの頃、練習中、試合前、試合中、何度もヘディングをした回数を数えてみると、その数は何千回にもなる。金曜日にはコーナーキックやフリーキックでヘディングを30から40回やる。ゴールキーパーからのボールであれ、フリーキックからのボールであれ、ヘディングはプロボクサーの80%のパンチで打ち負かされるようなものだと言われているんだ」
「1980年代にプレーしていた選手の中には、認知症に苦しんでいる元チームメイトについて話す選手がかなりいる。名前は挙げないが…。」
サッカー選手にとって深刻な問題となった認知症。メイ氏はウィンダス氏を引き合いに出し、「彼は私と同じ年齢で、自分の将来がどうなるのか心配でたまらない」と不安を口にした。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/qoly/sports/qoly-ez88k9nr-qoly-united-david-may-gib-1
【米コロンビア大学研究】サッカーのヘディングはこれまで考えられていたよりも脳にダメージ (脳損傷)を引き起こす 「サッカー選手は、脳表面の深い溝である脳溝に隣接する脳の白質に異常が見られました」
https://talk.jp/boards/newsplus/1732761325
【英マンチェスター・メトロポリタン大学研究】サッカーのヘディングは短時間の練習でも脳損傷を引き起こし、認知機能を低下させる、趣味レベルでサッカーを楽しんでいる人も
https://talk.jp/boards/newsplus/1717819005
【アメフト・サッカー】死後に判明するケースが相次ぐ、脳震盪が記憶障害、睡眠障害、心の問題、認知症に繋がることも・・・子供たちのヘディングを制限する動きも広がっている
https://talk.jp/boards/newsplus/1735109865
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