1月16日、米国CDCが実施した研究により、ファイザー製のCOVID-19ワクチンを接種した子どもが、未接種の子どもよりもCOVID-19に感染するリスクが高い可能性が指摘されました。
報告によると、ワクチンを接種した子どもは未接種の子どもに比べて、COVID-19に感染するリスクが最大159%、症状を伴う感染リスクが257%高いとされています。また、Childrenshealthdefenseによれば、5歳未満の子どもにおいても、接種後の感染リスクが未接種群より191%高い結果が出たといいます。しかし、研究者らは「ワクチンは重症化リスクを軽減する」として接種の推奨を継続しています。
一方で、免疫学者や一部の専門家は、この研究が自然免疫の優位性を示しており、ワクチン接種推奨の正当性に疑問を投げかける結果だと指摘。ファイザー製ワクチンが感染リスクを高める一方で重症化リスクを抑えない可能性を示唆する意見も出ています。
研究の限界として、サンプルサイズや変異株、行動バイアスの影響が挙げられましたが、mRNAワクチンの安全性やその使用停止を求める議論をさらに強化するものとされています。これを受け、公衆衛生政策における透明性や公正性の確保が求められています。
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