「らしさ」忘れた石破首相 発足半年、窮地の政権
https://news.yahoo.co.jp/articles/60a212df8882a167dda386f99bd1aafda47c77b2
石破茂首相は昨年8月に出版した著書「保守政治家―わが政策、わが天命」(講談社)で、自身の半生を振り返るとともに、政治信条や政策スタンス、政治の信頼回復策など、多くのテーマについて思いを吐露している。まさに、素顔の「人間・石破茂」を伝えたものだ。石破政権の半年の歩みからは、政治家としての原点、「石破氏らしさ」からかけ離れた言動を重ね、国民の支持を低下せたことがうかがえる。(時事通信解説委員長 高橋正光)
◇昨夏に著書、素顔を語る
「政治不信とは、政治家の言葉を国民が信用しないということだ」。著書で首相は、政治の現状をこう断じた。しかし、昨年10月に就任した首相は、いきなり「言葉への信用」を低下させる行動に出た。
首相は同年9月の自民党総裁選で、不安定な国際情勢を踏まえ「直ぐに衆院を解散するとは言わない」と表明。解散の前提として、一問一答形式の予算委員会を開いて、野党と本格的な論戦を交わし、「国民に判断材料を与える」と約束していた。
ところが、首相に就任するや、予算委を開くこともなく、8日後に解散した。党幹部の「野党の候補者調整が進まないうちに解散した方が有利」との説得を受け入れた結果だが、数日前に発した言葉を、早速反故にした。この結果、国民から、与党過半数割れという厳しい結果を突き付けられた。
また、首相は衆院選の勝敗ラインを「自民、公明の与党で過半数(233)」に設定したが、獲得議席は215で届かなかった。与党の過半数割れは、主権者たる国民が、石破政権を信任しなかったことを政治的に意味する。
自民党が比較第1党を維持したとはいえ、石破政権は退陣し、新総裁の下、首相指名選挙に臨むのが筋だっただろう。しかし、首相は「国民の批判に適切に応えながら、現下の厳しい課題に取り組み、職責を果たす」と続投を選んだ。
首相指名選挙で野党がまとまらず、石破首相が再度指名され、第2次政権が発足した。とはいえ、自身が設定した勝敗ラインを割りながら、続投したことで、言葉の軽さが問われた。
これらを裏付けるように、時事通信社の世論調査で、石破内閣の支持率は発足直後の昨年10月調査以来、一度も3割に届いていない。政権維持の危険ライン以下に低迷したままだ。
引用元: ・「らしさ」忘れた石破首相 発足半年、窮地の政権 [662593167]
格好つけて現実を知らず夢を語ってただけだよ
いまもらしさは健在だよ
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