小学校で必修化されたプログラミング教育、何を学んでいるの? 親が知っておきたい4つの基本とは
大学入学共通テストの科目に、プログラミングなどを学ぶ「情報1」 が加わりました。
プログラミング教育の現状や流れを知って備えましょう。
■精度が上がり始めたプログラミング教育
2020年度から小学校で必修化されたプログラミング教育。
小学校では「プログラミング」という教科があるわけではなく、総合的な学習の時間や算数、理科、図工などの授業で学んでいます。
当時、プログラミング教育普及のために全国を奔走していた東京都北区教育長の福田晴一さんは、この5年間を次のように振り返ります。
「2019年の準備段階のときは一人1台の端末が与えられる『GIGAスクール構想』に向かってプログラミング教育の関心が高まっていました。
しかしいざ始まったときはコロナ禍になってしまい、『学びを止めないためのしくみ作り』のほうが急務に。
プログラミング教育の熱はいったんトーンダウンしたのですが、デジタル環境が一気に整ったおかげで、
これからますます学びの質を上げていこう、という空気感になってきた。これが『今』ですね」
「学びの質を上げる」とは具体的にどのような取り組みを指すのでしょうか。
「身近なテクノロジーを『自分事』として問いを持つことや、デジタルスキルを使って表現したり目的をかなえたりするという考え方は導入時から変わりません。
このなかの『どんな教材を』『どう使うか』は、学校ごとにさらに工夫されて充実した学習内容になると思います。
端末やデジタル環境を見直す『NEXT GIGA』も始まりますし、さらに幅が広がるのではと期待しています」(福田さん)
子どもが学校でどんな学びを経験しているかよくわからないときは「子どもが積極的にプログラミングの授業の様子を話せるような機会を作ってほしい」と福田さん。
「授業の経験を自分の言葉で話すとさらに意欲がわくと思います。プログラミングは子どもが持つイメージを可視化するのが醍醐味。
『どんなことやったの?』『そのソフト(教材)はほかにどんなことができるの?』など、親が関心をもって話を聞き、『表現したい』という心をかき立ててほしいです」
2025年度からは「情報1」が大学入学共通テストに加わったことも大きなニュースに。
「大学入試の教科になるということは、未来社会で役立つスキルを身につけてほしいという大学からのメッセージ。
心配や不安もあるかもしれませんが、学びの経験を積み重ねた先に試験がある、くらいに考えてその時々の経験を大事にしてほしいです」(福田さん)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e961906e9e43ab2de4a694af96b13746bddab111
引用元: ・小学校で必修化されたプログラミング教育、何を学んでいるの? 親が知っておきたい4つの基本とは [178716317]
■プログラミング教育で親が知っておきたい、4つの基本
なぜ小学校から学ぶのか、具体的なイメージがさっぱりわからない! しかもデジタルが苦手……。そんなときはまずプログラミング教育の基本を理解することから始めましょう。
1)プログラミングって何をすること?
プログラミングとは、何かを実現するためにコンピューターに指示を出して計算や処理を実行させること。
試行錯誤しながら道筋を考えて「こんなふうにしたい」「これを作りたい」をかなえる一連の取り組みを指します。
2)プログラミングにはどんなツールがある?
スクラッチのようなゲームやアニメーションを作ることができるアプリ、
物が動く仕組みを体験できるロボット、無線・センサー・スピーカーなどが搭載されているマイコンボードなど、小学生が使えるツールはたくさん。
3)なぜプログラミングを学ぶ必要があるの?
家電や自動車など身近なものにコンピューターが内蔵されているため、しくみを知ることで活用の幅が広がったり、
今後変わっていく社会で活躍したりするためにも、情報技術を正しく効果的に学ぶ必要があるのです。
4)プログラミングで何を身につけるの?
文字入力、インターネットでの情報収集やプログラミングコードを使った操作スキルのほか、身のまわりのもののしくみを理解したり、
問いに向かって試行錯誤したりして、デジタルで解決する情報活用能力を身につけます。
現実は数万ステップ書かないといけないけどな
組み込み初歩のArduino程度触れるところまで持ってきたい。ノーコードが基本なのかな
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