チョコザップ、マシン故障状況がわかる「お店の状況わかるナビ」を公開

RIZAPグループが運営するフィットネスジム「chocoZAP(チョコザップ)」は、マシンの故障状況や清掃頻度を一覧できるWebサイト「お店の状況わかるナビ」を12月16日に公開しました。このサイトはチョコザップ公式サイトから誰でも閲覧可能で、ユーザーに安心して利用してもらうための取り組みの一環です。

サービス公開の背景

チョコザップは、スタッフが常駐しない無人運営のフィットネスジムとして、2022年7月のブランド開始以来、全国で1,755店舗を展開しています。しかし、急速な店舗拡大に伴い、マシンの故障や不具合への迅速な対応が課題として浮上していました。特に、既存会員からは故障報告後の対応状況が不透明であることに対する不満が寄せられており、また、新規入会を検討している人にとっても、マシンのメンテナンス状況が不明確なことが不安材料となっていました。

「お店の状況わかるナビ」は、こうした課題を解決し、品質向上を目指す取り組みの一環として開発されました。

「お店の状況わかるナビ」の特徴

このナビでは、全国のチョコザップ店舗で稼働する全マシンの故障状況や清掃頻度をリアルタイムで確認することができます。以下が主な特徴です:

  • 故障状況の可視化: マシンが故障中であるかどうかが即座にわかる。
  • 清掃頻度の表示: 店舗の清掃がどの程度行われているかが明示される。
  • 誰でも閲覧可能: 既存会員だけでなく、新規入会を検討している人も利用可能。

QRコードによる即時報告システムの導入

サービス公開に先立ち、全国の4万台以上のマシンにQRコードを設置。利用者が故障や不具合を即座に報告できる仕組みを整えました。これにより、故障報告が「お店の状況わかるナビ」にリアルタイムで反映され、対応状況の透明性が向上します。

巡回体制の強化とメンテナンス向上

ナビの運用に加え、巡回体制を強化することで、故障や不具合時の対応スピードと質の向上を目指しています。また、メンテナンス頻度を向上させることで、故障しづらい環境の整備にも力を入れています。この取り組みを通じて、全マシンとサービスの故障率を1%以下に抑える目標を掲げています。

ユーザー体験の向上を目指して

「お店の状況わかるナビ」は、既存会員の満足度を向上させるだけでなく、新規会員の入会時の不安を軽減する効果も期待されています。透明性と信頼性を高めることで、ユーザーが安心してチョコザップを利用できる環境を整備する一助となるでしょう。

RIZAPグループは、今後も品質向上に向けた取り組みを進め、ユーザーにとってより魅力的なサービスを提供していくとしています。

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