2025年3月16日に閉館する新宿ミロードが、1月から閉館までの期間に各種セールやイベントを実施します。この取り組みは「新宿ミロード フィナーレキャンペーン」の一環として行われ、40年分の感謝を込めた特別な催しが予定されています。
最後のセール「BYE BUY SALE!」

1月2日から3月9日まで、閉館を記念した「新宿ミロード BYE BUY SALE!」が開催されます。このセールは「40年分の感謝を込めて」というテーマで実施され、ウィンターセールとお宝大放出セールの2つが展開されます。
1月2日~1月19日
毎年恒例のウィンターセールですが、今回が最後となります。
1月20日~3月9日
各店舗が通常取り扱わない掘り出しものやお宝商品を用意。特別なショッピング体験が楽しめます。
思い出を残すイベントとフォトブース

7階のイベントスペースでは、1月2日から閉館日の3月16日まで「新宿ミロードへ バイバイ!メッセージ&ミロートンフォトブース」が開催されます。来場者はハート型シールに新宿ミロードへの思い出やエピソードを書き込み、メッセージボードを埋め尽くすことができます。また、ミロードのマスコットキャラクター・ミロートンと記念撮影ができるフォトブースも併設されています。
さらに、セルフフォトブース「GENICBOOTH Photoautomat」が7階に設置され、閉館までの期間限定で新宿ミロードオリジナルのフレーム3種を使った撮影が楽しめます。
展示で振り返る新宿ミロードの歴史

甲州街道側階段(6.5階~7階)では、「思い出パネル展」と「好きなファッションで生きる!展」が開催されます。これらの展示は10月から始まった「新宿ミロード フィナーレキャンペーン」の一環で、1月2日から展示場所が移設され、閉館日まで新宿ミロードの歴史や魅力を振り返ることができます。
新宿ミロード閉館の背景と再開発計画

新宿ミロードの閉館は、小田急電鉄、東京メトロ、東急不動産が共同で進める「新宿駅西口地区開発計画」の一環です。このプロジェクトでは、新宿駅西口エリア全体の再開発が進行しており、小田急百貨店やモザイク通りなどもすでに解体工事が進められています。
また、新宿アルタも2025年2月28日をもって45年の歴史に幕を閉じる予定です。新宿駅周辺は大規模な再開発により、新たな商業施設や都市空間へと生まれ変わろうとしています。
新宿ミロードの今後の展望
新宿ミロードを運営する小田急SCディベロップメントは、閉館後も「新宿ミロードの運営ノウハウを活かした商業施設をさらに発展させる」としており、西口地区開発計画の「B区」構想に基づき、新しい施設を構築する計画です。
40年の歴史を刻んだ新宿ミロードの最後を飾るセールやイベントにぜひ足を運び、思い出を振り返りながら別れを惜しんでみてはいかがでしょうか。
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