鉄道の“音”を愛する鉄道ファン「音鉄」のこだわりがスゴイ!駅弁の売り子の声、車内放送
https://diamond.jp/articles/-/360358
2025.3.28 6:00
鉄道と音。両者は切っても切れない関係にある。列車が動けば必ずそこに音が出てくるし、止まっていても何かしらの音が耳に入ってくる。駅のホームにいても、案内放送が入ってきたり、遠くに踏切が鳴っていたりする。そのほか、列車の接近を伝える放送や発車メロディ、ホームドアの開閉音など、常に何らかの音が発生している。もちろん、列車に乗れば、モーターの駆動音や車内放送など、様々な音が展開されている。
本記事はそういった「音」に着目し、そこから鉄道の魅力に迫ることを目指してみた。通称「音鉄(おとてつ)」と呼ばれるこのジャンルは、印象としては、比較的新しいものと思われがちである。しかし、この世界は大きなブームを迎えた過去がある。動力の内燃化(無煙化)が進み、蒸気機関車の引退が相次いでいた1970年代、その豪快、かつ勇壮なドラフト音を収録しようと、ファンは全国各地に赴き、その音を追いかけた。これは当時、“生録(なまろく)”と呼ばれていた。まだ携帯用の録音機材などはなく、大きなレコーダーを、それこそ抱えるように持ち歩く必要があった。
1980年代には、レコードの普及もあって、より若い世代にも鉄道趣味が広がりを見せていく。この頃はまだビデオカメラが広まっていなかったこともあり、蒸気機関車やブルートレインの走行音を収録したLPレコードが数多く販売されていた。その後、音鉄趣味は一時的に落ち着きを見せたが、ブルートレインや絵入りヘッドマークを掲げた特急列車への人気が高まったことで、走行音に耳を傾けるファンは依然として存在した。
21世紀に入ると、インターネットの大衆化で様相は再び変化する。録音した音源をウェブサイトにアップする同好の士が増え、鉄道音についての情報交換も盛んになった。同時に、駅での列車接近合図や発車合図にメロディが用いられることが増え、鉄道の音に対する社会的な関心も高まっていった。
昨今はリニアPCMレコーダーが普及しており、CDと同音質、もしくはそれ以上のクオリティで音を記録できるようになっている。サイズもコンパクトで、誰でも気軽に集音活動が始められるようになった。内蔵マイクの質も向上し、もはや外付けのマイクがなくても、機材一つで音鉄趣味は始められる。
ここ数年は録音機材の高性能化と小型化、低価格化がより進み、さらに、デジタルカメラやビデオカメラ、そして、携帯電話やスマートフォンでも高音質の録音ができるようになっている。そういった流れもあり、音を愛するレイルファンは確実に増えている。
音鉄趣味を楽しんでいるなかで、様々な“発見”に出会うことがある。例えば、地方都市を巡っていると、車内放送や駅の構内放送のなかにお国訛りや地域特有の表現を耳にする機会がある。地域による微妙なアクセントの違い程度なら、それなりの頻度で耳にできるはずだ。いくつかの例をあげてみよう。
よく知られているところで言えば、「扉」や「ボタン」のことを東日本では平音で発音するが、西日本では、それぞれ語頭の「と」「ボ」にアクセントがある。同じような例で、「車掌」も西日本ではアクセントが前にある。また、地域差ではないが、ドアを閉める際には、「ドアが閉まります」か、「ドアを閉めます」かなど、表現においても違いがあったりする。
お国訛りと言えば、乗客の会話にそれが強く、聞き取れなかったというケースは結構あるもの。筆者の経験で言えば、東北と九州ではそういったケースに出くわすことが多い。これはまさに音を通じた“異文化体験”と言ってもいいものである。
さらに、放送のなかにその地域独特の表現が混じったりもする。例えば、JR四国の特急列車に乗ると、自動放送が流れたあと、車掌による肉声放送が始まる。このとき、車両数の案内の際に、結構な確率で「この列車は6両つなぎです」とか「3両つなぎ」という表現が使われる。ほかのエリアだと6両編成とか3両編成と放送することが多いが、四国では「つなぎ」の表現が多い。すべての車掌がこの表現を用いるわけではないが、四国独自のフレーズと言えそうだ。
また、九州では単線区間における上下列車の交換待ちの際、「離合待ち」という表現を用いることがある。これもご当地表現の1つと言ってよいだろう。また、北海道で早朝の列車に乗ると、車掌による肉声放送で「おはようございました!」というものがあった。ただし、急速に進むワンマン化の影響で、車内で耳にすることはほとんどなくなっている。
※以下以下出典先で
引用元: ・鉄道の“音”を愛する鉄道ファン「音鉄」のこだわりがスゴイ!駅弁の売り子の声、車内放送 [七波羅探題★]
キモイキモイキモイキモイキモイキモイ
キモいよな
しめじ🍄
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