【悲報】藤浪晋太郎「阪神時代は絶望の日々だった。どんどん心が削られた」
藤浪はかすかに苦渋の色を浮かべた。
「フォアボールは確かによくないんですけど、メディアを通して金本さんの『藤浪は甘やかされている』みたいな言葉まで伝わってきて。それに感化されたコーチ陣も『ナメてんのか、おまえは』みたいな雰囲気になってしまった。僕もそれを真に受けなきゃよかったんです。心のどこかで『だまらっしゃい』と思っていればよかった。でも、人より感じやすい、繊細なところもあって、俺は野球をナメてるのか、変わらなきゃいけないんだと思ってしまった。そのことがドツボにはまっていくきっかけでしたね」
引用元: ・【悲報】藤浪晋太郎「阪神時代は絶望の日々だった。どんどん心が削られた」
プロ入りして最初の3年間は四死球に関してほとんど何も言われなかったという。
「監督の和田さんも、ピッチングコーチの中西(清起)さんも言わなかったですね。あまりにも連発して、それが点に絡んだら『もったいなかったな』くらいはありましたけど。でも金本政権になってからは散々、言われました。抑えてもフォアボールがな、って。刷り込まれますよね。確かにそうなんですけど、今はいいやんか、と。フォアボール、出したくて出してるわけじゃないですから」
2016年7月8日の広島戦で、先発した藤浪は初回に2つのフォアボールを許すなどし、いきなり3失点。途中、明らかな交代期があったにもかかわらず8回まで続投させられ、計161球を投げ、最終的に8失点し負け投手になった。
ADVERTISEMENT
試合後、監督の金本は「何点取られようが、何球投げようがと思っていた」とコメントし、続投はローテーションの柱として期待していた藤浪に対する懲罰の意味合いが強かったことを認めた。
「金本さんの161球というのがありましたけど……」、そう問いかけると、藤浪は「ありましたね」と意外なほど軽やかに受け止めた。
「あのことがトラウマになっているということはないんですけど、あの試合が金本さんをはじめとする首脳陣が自分に対して思っていたことを象徴しているんです。象徴……象徴的な行動なんです。ローテーションピッチャーが情けない、なんて投球をしてるんだ、と。あと、さっきも言いましたけど、(藤浪は)野球をなめてんのかっていう。自分はローテーションで投げてるピッチャーがこれで肘が飛んだらどうするつもりなん? くらいにしか思ってなかったんですけど」
The post 【悲報】藤浪晋太郎「阪神時代は絶望の日々だった。どんどん心が削られた」 first appeared on TweeterBreakingNews-ツイッ速!.
コメント一覧