シャープとNTTデータ、0.7秒でQRコードを認識する新型決済端末を発表

2024年12月19日、シャープとNTTデータは共同開発したキャッシュレス決済端末「UA-P10NA」を発表しました。この端末は、12月20日から提供が開始され、クレジットカード、電子マネー、QRコードなど幅広い決済手段に対応するクラウド型総合決済プラットフォーム「CAFIS Arch(CAFISアーチ)」を採用しています。

UA-P10NAの主な特徴

    セパレートタイプの設計
    1. 従業員側端末:
      • 6型ディスプレイを搭載。
      • コンパクトでありながら高い視認性と操作性を実現。
      • 設置スペースが限られる店舗でも柔軟に導入可能。
    2. 顧客側端末:
      • シャープ独自の「ベールビュー」技術を採用し、のぞき見を防止。
      • 「AQUOS」の技術を応用した高性能CPUを搭載。
    3. 高速処理:
      • QRコード決済では端末にQRコードをかざしてから約0.7秒で認識。
    4. 遠隔管理システム:
      • クラウド上で複数端末を一元管理。
      • 端末の稼働状況をリアルタイムでモニタリング。
      • トラブル抑止や迅速な対応を可能に。

      利用店舗へのメリット

      省スペース設計

      コンパクトな端末により、小規模店舗でも導入が容易。

      セキュリティ向上

      のぞき見防止技術で顧客のプライバシーを保護。

      効率化

      高速なQRコード認識により決済時間を短縮。

      運用の簡略化

      クラウドによる一元管理で店舗の管理負担を軽減。

      シャープとNTTデータは、新型端末「UA-P10NA」を通じて、キャッシュレス社会のさらなる発展と店舗運営の効率化を目指します。

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