【中共メディア】 中共と日本の漫画の良さを融合させた「軽漫計画」とは？

写真は「眷思量」。

2025年3月18日、中国のポータルサイト・淘宝百科に中国の漫画と日本の漫画の良さを融合させた「軽漫計画」について紹介する記事が
掲載された。

記事はまず、「近年、中国のアニメ・漫画市場は急速に発展し、数多くの優れた作品が登場している。その中でも注目を集める
『軽漫計画』は、SNSプロモーションに適した短編動画向けアニメコンテンツの発信活動を指し、新世代の漫画家を発掘・育成し、
高品質な漫画作品を生み出すことを目的としている。本記事では、軽漫計画について深く掘り下げ、中国の漫画と日本の漫画の間で
どのようにバランスを見いだし、独自の漫画作品を生み出しているのかを探る」とした。

続けて、「軽漫計画は中国の漫画市場の現状を深く洞察した結果生まれたものだ。中国には膨大な数の若い読者層がおり、質の高い
漫画コンテンツへの強い需要がある一方、中国の漫画業界は急速に発展しているものの、オリジナリティーや国際化の面では依然として
一定の課題を抱えている」と指摘した上で、「軽漫計画のコンテンツ制作においては、創作者が中国の伝統文化と現代的な価値観を
融合させ、独自の特色を持ちつつ、日本のアニメ・漫画の成功事例を積極的に取り入れることで、世界的にも共感を得られる作品を
生み出すことを奨励している。さらに、制作技術の面では、プロジェクトチームが先進的なアニメ制作プロセスや設備を導入し、
すべての作品が国際的な水準を満たすようにしている」と紹介した。

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「眷思量」

また、「軽漫計画の発足以来、『眷思量』や『異郷人』などの高評価を受けた作品が数多く誕生している。これらの作品は中国で
広く認められるだけでなく、海外市場でも好評を博した。『眷思量』は独特な世界観と豊かな感情描写によって多くのファンの心をつかみ、
日本をはじめとする海外でも大きな話題を呼んだ。これらの成功事例を通じて、軽漫計画が中国漫画を国際的に展開する過程で
どれほど重要な役割を果たしたのかが明らかとなった」と言及した。

その上で、「中国の政策支援や社会の関心によって、中国のアニメ・漫画産業はこれまでにない発展の機会を迎えている。軽漫計画は
その中でも重要な力の一つとして、優れた漫画家の発掘と育成、高品質な作品の創出に尽力するだろう。将来的には、中国のアニメ・漫画が
中国市場で確固たる地位を築くだけでなく、国際的な舞台でも輝きを放ち、世界の漫画文化の重要な一翼を担う存在となることが
期待される」と結んだ。
（翻訳・編集/岩田）
https://www.recordchina.co.jp/b950426-s25-c30-d0201.html