
NTTドコモは、「dポイントクラブ」におけるポイント利用や管理の仕組みを2025年7月から順次変更すると発表しました。これには、有効期限の見直しやポイント利用機能の拡充などが含まれます。
dポイント(通常)の有効期限が短縮 ー 新しい延長ルールを導入

現在のdポイント(通常)の有効期限は、「獲得月から48カ月後の月末まで」となっていますが、2025年10月(予定)から以下のように変更されます:
- 新ルール: 「最後にポイントを利用(ためる・つかう)した日から12カ月後」まで有効。
- ポイント利用のたびに全保有ポイントの有効期限が延長される仕組み。
この変更により、継続的な利用が促進され、有効期限を気にする必要が少なくなります。
ポイント充当機能の強化

ドコモ料金へのdポイント充当機能も刷新され、2025年7月から以下の変更が行われます:
- 毎月自動充当機能の追加:
利用者があらかじめ設定したポイント数を自動で充当する機能を導入。一度設定すれば毎月の手間が省けます。- 対象サービスは従来と同様で、以下が含まれます:
- ドコモのケータイ料金
- 「ドコモ光」料金
- 「ドコモでんき」料金
- 対象サービスは従来と同様で、以下が含まれます:
これにより、ポイント還元を活用した料金支払いがより便利になります。
「dポイントを送る」機能の刷新

2025年7月から、ポイント送付機能に新たなオプションが追加されます:
- 自動送付機能:
あらかじめ設定したポイント数を毎月自動で送れる仕組みを導入。 - 利用可能な送付方法の拡充:
「d払いアプリ」だけでなく、「dポイントクラブ」サイトやアプリからも送付可能。
「ポイント共有グループ」サービスの終了
現在提供されている家族間でポイントを共有する「ポイント共有グループ」サービスは、2025年7月で終了予定です。サービス終了後は以下の方法で家族間ポイント共有を継続可能です:
- 都度、手動でポイントを送る。
- 自動送付機能を利用して、設定したポイント数を定期的に家族へ送る。
「ポイント共有グループ」の廃止に伴い、共有されていたポイントはグループの代表会員に集約されます。
取り組みの方向性
ドコモは、料金プラン「eximo」や「ahamoポイ活」を通じてポイント還元を強化しており、ポイント利用を日常化させることで顧客満足度を向上させる狙いがあります。今回の改定により、利用者がより簡単かつ効果的にポイントを活用できるようになることが期待されています。
これらの変更が導入されれば、日常的にdポイントを利用するユーザーにとって利便性が大きく向上する見込みです。
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