【日本医療安全調査機構】ヨード造影剤、β-ラクタム系抗菌薬、抗悪性腫瘍薬などの注射剤を血管内投与した後にアナフィラキシーショックに至り死亡した成人事例が19例発生
日本医療安全調査機構は、2018年1月に「医療事故の再発防止に向けた提言 第3号:注射剤によるアナフィラキシーに係る死亡事例の分析」(以下、提言第3号)を発行。
①あらゆる薬剤、複数回安全に使用できた薬剤でも発症し得る、②発症の危険性が高い薬剤使用時は注意深い観察を、③症状が出現したら薬剤投与を中止しアドレナリン準備を、④疑いがあればためらわずにアドレナリンの筋肉内注射を、⑤速やかなアドレナリン筋肉内注射が可能な体制の整備を、⑥患者の薬剤アレルギー情報を把握し共有できるシステムを-の6項目を提示していた。
今回、提言第3号の公表以降、注射剤の血管内投与後にアナフィラキシーショックを呈し死亡した成人事例が19例集積されたことから、レポートNo.2としてまとめた。
原因薬剤は表の通り。種類別では造影剤が9例、抗菌薬が7例と多く、中分類ではヨード造影剤の8例が最多、β-ラクタム系抗菌薬の6例が続いた。
初発症状(重複あり)は苦しいの6例が最多で、気分不快、?痒感の各4例、咳嗽、嘔気、紅潮・発赤の各3例が続いた。アナフィラキシーに特徴的な皮膚症状がない事例が約7割を占めた。
注射剤投与から初発症状発現までの時間中央値は2分(最短:直後、最長:10分)、初発症状から心停止までの時間中央値は7分(同直後、1時間22分)と、進行が極めて速かった。

https://asset.mtweb.jp/news/59324_tab01.jpg
https://www.medsafe.or.jp/uploads/uploads/files/02_keisho_report.pdf
引用元: ・【日本医療安全調査機構】ヨード造影剤、β-ラクタム系抗菌薬、抗悪性腫瘍薬などの注射剤を血管内投与した後にアナフィラキシーショックに至り死亡した成人事例が19例発生
病院でもこの有り様だ。諦めるしか無いだろう。亡くなった人が多く出るまで優先順位は低いから
The post 【日本医療安全調査機構】ヨード造影剤、β-ラクタム系抗菌薬、抗悪性腫瘍薬などの注射剤を血管内投与した後にアナフィラキシーショックに至り死亡した成人事例が19例発生 first appeared on TweeterBreakingNews-ツイッ速!.
コメント一覧