【高校】広がる公立危機、県トップ校で衝撃の定員割れ 岡山朝日、桐蔭 鹿児島は9割が定員満たず
2025/3/20 16:30
https://www.sankei.com/article/20250320-LO277GSMMRID5L3J25BCGWFWL4/
少子化の影響で、全国の公立高校で定員割れが相次いでいる。2025年入試では複数の県で、最難関とされる県トップ校でも定員割れの学校が出た。岡山県の岡山朝日高校と和歌山の桐蔭高校。いずれも多くの著名人を輩出してきた名門だ。また、鹿児島県では県内68校の公立高校のうち9割の61校で定員割れが起きた。大阪でも地域の進学校の定員割れが「寝屋川ショック」と話題になった。地方の公立高校でいったい何が起きているのか。
岡山朝日は創立150周年を迎えた県内屈指の進学校だ。藩校の流れをくんで旧制中学を前身とし、卒業生では映画監督の故高畑勲、小説家の小川洋子さんら各界に多才な人物を輩出している。
今年の入試では最終志願倍率で0・98倍と、現行制度で初の定員割れとなり、受験生は全員合格。トップ校の倍率1倍割れという現実に県内の教育関係者に衝撃が走ったという。
岡山朝日の定員割れについて、学習塾、能開センター岡山本部の高校受験部門責任者、今出晋平さんは「平成14年から登場した県立の中高一貫校が定着し中学受験へのシフト傾向がある」と話す。
また、今年の場合、前年度の志願倍率の反動が表れる「隔年現象」と「問題の自校作成」の影響があると話す。岡山朝日は前年度の倍率が比較的高く、地元の教育関係者のなかでは、今回は下がるのではないかという予想があったという。
ただ、今出さんも「1倍を切るまでに下がるとは」と、定員割れの状態になることは予想していなかったという。
こうした状況は今後も続いていくのだろうか。今出さんは「今後3年ぐらいをみないと、一時的なものなのかは分からない。たぶん隔年現象の範囲内だと思う」と話していた。
もうひとつの要因とみられるのが、入試問題の自校作成だ。県内の公立高校は基本的に同じ問題で試験を行うが、県内で唯一、岡山朝日高校だけは独自の入試問題で試験を行っている。
今年1月の進路希望調査の時点では、岡山朝日の倍率が低くなることが想定できたというが、試験対策などの観点から受験生がその時点から岡山朝日に志願変更はしにくかったのではないかという。
また、和歌山県でもトップ校とされる桐蔭高校で0・95倍と1倍割れ。県内の公立学校全体の出願倍率も0・86倍となっており、9年連続で1倍割れとなったという。
さらに、鹿児島県では公立高校のうち、およそ9割が定員割れとなっている。県教育庁によると、今年の入試では公立高68校のうち、一部の進学校などを除く61校で定員割れが生じた。21日に2次選抜が行われるという。
担当者は定員割れについて「少子化の影響が大きい。地域ごとに進学の選択肢を確保する必要があり、定員を大きく設定するので倍率は小さくなる」と説明する。
関係者の間でもこのままで良いのかという問題意識があるといい、今後、有識者検討委員会を立ち上げ、学校づくりの方向性などを議論する方針だ。(和田基宏、小泉一敏、清宮真一)
引用元: ・【高校】広がる公立危機、県トップ校で衝撃の定員割れ 岡山朝日、桐蔭 鹿児島は9割が定員満たず [七波羅探題★]
子供居ないんだから
大阪は維珍の自爆やが
東京生まれでよくわからんがそういう感覚があった
今後2016年以降の出生激減世代が高校生になったらますます減るし
日本の公立高オワタ\(^o^)/
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