GMOインターネットグループは、新プロジェクト「GMO Brain AI プロジェクト」の第1弾として、グループ代表・熊谷正寿氏の思考やフィロソフィー、グループカルチャーを学習した社内向けAIツール「AI 熊谷正寿」を開発・提供開始しました。このツールは、グループの従業員（パートナー）の意思決定を支援し、業務効率化や生産性向上を目指します。
熊谷正寿氏の哲学とGMOイズムをAIが学習
「AI 熊谷正寿」は、熊谷氏が掲げるリーダーシップやビジネス哲学を基に設計され、GMOインターネットグループのカルチャーを反映したチャットボット形式のツールです。従業員がこのAIと対話することで、意思決定プロセスの高速化を図り、事業推進の助けとなる情報やアイデアを得ることができます。
先進的なAI技術でナレッジを最大化
GMOインターネットグループは「AIで未来を創るNo.1企業グループへ」を掲げ、AI技術の導入を積極的に進めています。2024年には業務削減時間が100万時間を超えると予想されており、この時間を新たな価値創造へと転換する計画です。「AI 熊谷正寿」は、その取り組みの一環として開発され、以下の2つのバージョンが提供されます。
- 安定動作版: 大規模言語モデルを活用し、広範な社内データを分析。
- β版: 最新APIを使用し、より正確で詳細な情報を提供。
これらを併用することで、従業員の教育や業務効率化を促進し、より高品質な成果を実現します。
独自技術「In-Context Learning(ICL)」を採用
本ツールは「In-Context Learning(ICL)」を採用しており、約76,000トークンにおよぶ専用データを最適化。検索拡張生成（RAG）技術に基づいた従来のナレッジツールを超えた、深い洞察と多面的な分析が可能です。
未来を見据えた意思決定の支援
GMOインターネットグループの「AI 熊谷正寿」は、単なる業務効率化ツールを超え、組織全体での意思決定プロセスを進化させる役割を果たします。グループ全体のビジョンである「AIで未来を創るNo.1企業グループへ」を具体化する重要な一歩として期待されています。
