万博子供招待に20億円、大阪府7年度当初予算案 会場のトラブル対応や移動の安全対策
2025年大阪・関西万博に大阪府が府内の子供たちを招待する事業で、府は18日、学校単位での来場に向けて会場にスタッフを配置するなどの支援策を明らかにした。
同日発表した令和7年度一般会計当初予算案で、未就学児など学校単位以外での招待を含めて関連事業費として20億円を計上。
引率の難しさから来場を見送る学校や自治体が出る中、会場でのトラブル対応や移動中の安全対策を充実させ、懸念の解消を図る。
子供招待事業のうち最も予算規模が大きいのは、小中高校や支援学校の約88万人に配布する入場券購入費用の11億8千万円。
会場内での体調不良などのトラブルに対応する常駐スタッフへの委託費として1億3千万円、
教員による下見・来場時の旅費として1億2千万円を盛り込んだ。
大阪メトロは会場最寄りの中央線夢洲(ゆめしま)駅まで「子ども専用列車」などを運行するが、
府は始発駅の森ノ宮駅に近い大阪城公園にテントを設営し、子供たちを整列させる待機所とする。
予算案では待機所の業務委託費として1億5千万円、駅構内で子供たちを誘導する警備員の配置費用に4700万円を計上した。
招待事業を巡っては学校側から安全面の懸念などが指摘されており、吉村洋文知事は会見で
「指摘された課題に対応する予算を組んだ。子供たちに世界各国が技術や価値観、文化を発信する万博に触れ自身の将来に役立ててほしい」と話した。
府の予算案の総額は、前年度比2・3%増の3兆2714億円。
このうち万博関連費用の総額は142億円で、前年度当初比で約213億円減少。
会場の整備工事が進み、大阪府市が3分の1を負担する会場建設費の計上が減ったため。
このほか、予算案では府が独自に進める所得制限のない高校授業料無償化の対象を現行の3年生から2年生にも拡大し、前年度当初比69億円増の297億円を計上した。
完全無償化を国の補助に上乗せする形で実施。事業費は私立分が57億円増の279億円、公立分が12億円増の18億円を確保した。8年度に全学年での実現を目指す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/37a426df0b9cc77e9d057e7231b7f73fa3cf60f0
引用元: ・万博子供招待に20億円、大阪府7年度当初予算案 会場のトラブル対応や移動の安全対策 [178716317]
The post 万博子供招待に20億円、大阪府7年度当初予算案 会場のトラブル対応や移動の安全対策 first appeared on TweeterBreakingNews-ツイッ速!.
コメント一覧