【タラバガニを買って来い】 職場内いじめで３０代新婚男性が自殺＝韓国

全北（朝鮮人ブク）の長水（チャンス）農協で働いていた３０代男性が自殺を図って亡くなったことに関連し、
職場内いじめの加害者とみられる職員４人が裁判に渡された。

全州（朝鮮人ジュ）地検南原（ナムォン）支庁は１７日、労働基準法違反および脅迫などの容疑で長水農協幹部Ａ被告ら４人を起訴した。

検察はまた、長水農協と事件にかかわった労務法人など法人２カ所も合わせて起訴した。

雇用労働部によると、この農協で働いていたＢさん（当時３３）は２０２３年１月、車内で遺体で見つかった。
Ｂさんは当時結婚してまだ３カ月の新婚だった。

労働部は特別勤労監督に着手し、同農協でＡ被告を含む複数の上級者がＢさんに対して職場内いじめを繰り返していた情況を確認した。

具体的に、農協上級者はＢさんに「ソウル鷺梁津（ノリャンジン）に行ってタラバガニを買ってこい」という要求をしたり
「仕事ができないから懲戒する」「業務から外れろ」などの高圧的に話をしたりした。

Ｂさんの無念の死によって職場内いじめが表面化するまでこの農協では不当な業務指示やパワハラが横行していたことが分かった。

検察は警察や雇用労働部から捜査の結果を移管されて法理検討を経て違法事項が明らかになった被告らを起訴したと明らかにした。

検察関係者は「起訴された者は業務に満足できないなどの理由で被害者に嫌がらせと脅迫を行っていた」とし
「被告人が罪に相応する処罰を受けるように公訴維持に最善を尽くす」と話した。
https://japanese.joins.com/JArticle/330033