海底に人類が移住できる大規模なコロニーを建造…イギリスの海洋調査会社によるプロジェクトが進行中
次に人類が住むのは…海底。本格的なコロニー建造を、億万長者がサポート中
陸地がなくなっても大丈夫…?
水中に栄える竜宮城を訪れる浦島太郎のおとぎ話は、海底の神秘的な世界への憧れでしょうか。そこに住まい、陸上を離れて生きていく夢が、ついに現実のものとなるやもしれませんよ。

引用元: ・海底に人類が移住できる大規模なコロニーを建造…イギリスの海洋調査会社によるプロジェクトが進行中 [478973293]
DEEPプロジェクトが進行中
このほどThe Guardianは、海底に大規模なコロニーを建造し、そこで生活できるようにすることを目指すDEEPのプロジェクトを率いるCOO、Mike Shackleford氏へのインタビューを掲載しました。イギリスの海洋調査会社、DEEPが目標に掲げるのは、世界各地の海にコロニーを整備し、独自の潜水艇で海上との往来を確保。海中コロニーに滞在しては、研究探査などの活動を自由に進められるようにすることです。目指されているのは、ずっと海の中に住み続けることです。世界中の海へ恒久的に人間が居住できる設備を整えることが目標です。
Shackleford氏は、こんなふうに語っていますよ。すでにイングランド南西部のグロスターシャー州には、深さ80mの専用湖を備え、潜水艇の開発テストが進んでいます。海底に建造するコロニーのモックアップが完成しているほか、Det Norske Veritas(DNV)の定める国際的な安全基準を満たす方向性で、着々とプロジェクトが進行しているんだとか!
億万長者の夢が現実に?
これほどのプロジェクトを実現するためには、莫大な費用がかかります。しかしながら、すでにDEEPには、匿名で数百億円規模の資金を提供してくれるドナーがバックに存在。そのサポートを受けて、夢を現実にすべく、開発プロセスは加速しているようですね。
世の億万長者たちは、さまざまな未知の領域を目指すプロジェクトを熱く支援してきました。有名なのは火星移住を本気で目指しているイーロン・マスク氏の取り組みでしょう。大西洋に沈んだタイタニック号を、潜水艇「タイタン」の深海探索ツアーで見学できることをアピールしたOceanGateをはじめ、金星探査の夢をブチあげたビジョンまであります。DEEPに出資し、海の中で水中を眺めて暮らす生活を夢見るなど、お安いものなのでしょうか?
なお、DEEPの取り組みは、冒険的なものではなく、安全性を追求しつつ、学術研究目的で実現が目指されていることが説明されています。海の底には、まだまだ未知の世界が広がっていることでしょうし、実際に海中に長期滞在して初めて発見されるものの意義は大きいでしょう。意外と早期に現実となっていくかもしれませんよね。
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