「台湾有事」住民避難計画 県が初期的な計画案の概要を公表

いわゆる「台湾有事」を念頭に、政府は、武力攻撃が予測される事態に備え、沖縄県の先島諸島の住民などあわせて１２万人の九州・山口各県への避難計画の策定を進めています。

今年度は、避難当初１か月間の流れなどを盛り込んだ「初期的な計画」を各県で作成していましたが、福岡県は、案がまとまったとして、１７日、概要を公表しました。

それによりますと、県内では、石垣市と宮古島市のおよそ４万７０００人を受け入れる想定で、このうち、石垣市からのおよそ２万７０００人は、福岡市が受け入れ先になっています。

また宮古島市からのおよそ２万人は、北九州市がおよそ１万２０００人、久留米市がおよそ２５００人、大牟田市がおよそ１５００人、飯塚市がおよそ１７００人、朝倉市がおよそ１４００人、田川市がおよそ１１００人を受け入れる想定になっています。

各市には、受付や本人確認のための「避難先連絡所」が設けられ、避難する住民などは、福岡空港や鹿児島空港から新幹線や貸し切りバスで連絡所を経由して宿泊先に移動するということです。

また避難当初１か月は、ホテルや旅館での受け入れを基本として、不足する場合は公営住宅や民間の賃貸住宅で受け入れるとしています。

ホテルや旅館の割り振りにあたっては、全室空室の前提のもとで、コミュニティの維持に配慮するということです。

一方、県は、今回の計画作成を踏まえ、国に対して、宿泊施設を借り上げる際の基準額を現在の１泊３食付きで７０００円から引き上げるよう検討することや、宿泊施設へのキャンセル料の補償などの財政措置、自治体の負担軽減のため、ホテルなどとの契約について業務委託や応援体制の構築、それに、ホテルで食事が提供できない場合、避難者の精神的負担を減らすために飲食店で使えるクーポンを提供するなどの措置を検討課題としてあげています。

今後、県は、この計画案を元に、国と最終調整を進め、来月末ごろに初期的計画を公表する予定です。

またことし４月以降は、さらに検討を進め、６か月以上の避難を見据えた「受入れ基本要領」の作成を行うことにしています。

NHK 北九州 NEWS WEB 02月17日　18時58分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20250217/5020017525.html

※関連記事
台湾有事　避難者の受け入れ計画進む
https://news.yahoo.co.jp/articles/69d75598d5fdd573932d35319c586d2259eb0e16

こいつら全員中華の手先。