維新には前向きな回答、立憲は「塩対応」… 石破首相、温度差際立つ
「自民、公明、御党(維新)3党の議論に心から敬意を表する。成案を得て実現させたい」。首相は維新の国会議員団を率いる前原誠司共同代表との質疑で、維新を持ち上げる姿勢を示した。
前原氏は、高校授業料▽0~2歳児の保育料▽学校給食費▽高等教育--の無償化をそれぞれ実現・拡充することや、年収が増えて社会保険料負担が生じる「130万円の壁」への支援などを矢継ぎ早に要求。首相は全ての項目について時期を示しながら「(3党の)協議が整えば、早期に成案を得ていきたい」と前向きに答弁し、前原氏は「一定の評価をしたい」と応じた。
自民、公明両党が衆院で少数与党となる中、25年度予算案の衆院通過には野党の協力が不可欠だ。与党は現在、立憲、維新、国民民主党とそれぞれ政策協議を実施しているが、首相が前原氏と個人的に親しいこともあり、自民幹部は「首相の本命は前原氏だろう」と指摘する。予算案の年度内自然成立の衆院通過期限が来月2日に迫る中、自民国対幹部は「今日の前原氏との質疑がキックオフとなる」との見方を示し、停滞していた与野党の修正協議が進展する可能性が出てきた。
維新と立憲の質問への石破首相答弁に表れた「濃淡」
一方、前原氏に先立つ午前の質問に立った立憲の野田佳彦代表に対し、首相の姿勢は対照的だった。
野田氏は冒頭で「いたずらに予算を人質に取って衆院の予算通過を遅らせたり、年度内成立を阻んだりしない決意をしている」と日程闘争を控える異例の表明をした。「野党にとっては武装解除みたいな話」とも語り、野党第1党として予算審議への責任を負う姿勢を示しながら、修正に応じるよう首相に促した。
しかし、野田氏が高校授業料の無償化を求めると、首相は高所得世帯を念頭に「十分な財力を持った家庭も無償化することは格差是正の観点からどうなのか」と主張。学校給食費の無償化については「どのように給食を考えるのか。教育そのものなのか、ややずれる部分なのかが、議論の本質だ」と慎重な答弁を繰り返した。高額な医療費の患者負担を月ごとに抑える「高額療養費制度」の見直し案を巡っても、野田氏が8月からの限度額の段階的引き上げ凍結を求めたのに対し、首相は「現役世代などの負担を減らさなければ制度として持続困難だ」として、一部見直しで対応するとの政府見解に沿った発言にとどめた。
ただ、維新との協議に偏重することには、与党内でも「いつひっくり返るか分からない。予算案以外の法案も考えれば、立憲、国民民主とも関係を持った方がいい」と懸念する声がある。【園部仁史、池田直】
毎日新聞 2025/2/17 19:56(最終更新 2/17 21:07)
https://mainichi.jp/articles/20250217/k00/00m/010/196000c
引用元: ・維新には前向きな回答、立憲は「塩対応」… 石破首相、温度差際立つ [蚤の市★]
対して立憲のガソリン税減税とかはめちゃくちゃコストかかるからな。
野党とゆ党では対応は違うだろ
って感じだが維新は次ヤバイだろうな
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