ラーメン1杯250円に挑む店主「常に原価との勝負」「努力で生み出した一杯」
看板メニューのラーメン(250円)は、鶏ガラと野菜でだしを取ったしょうゆ味のスープで、細麺にチャーシューとのり、刻んだタマネギがのっている。餃子(250円)と一緒に頼んでもワンコインだ。チャーシューや白髪ねぎ、極太メンマなどのトッピングは全て100円。その安さに驚く客は少なくない。
村上さんの実家は水戸市周辺の飲食店に中華麺などを卸す「松月製麺所」だ。創業は明治時代後期という老舗。幼い頃から麺工場が遊び場だった。ところが、東日本大震災の影響で、実家の取引先の店が相次いで経営難になった。
自身は大学卒業後に県内のIT企業に就職した。実家を手伝うために水戸市内の会社に転職。会社を経営していた時もあった。実家で麺打ちをしている中、思いは募った。「子供の頃から夢だったラーメン屋をやりたい」
出店場所は大工町エリアの水戸市栄町にした。「昼間はシャッターが閉まっている場所で営業したら目立つだろうな」という理由だった。四苦八苦しながら準備を進め、昨年2月1日、開店までこぎつけた。「1杯250円」に決めたのは、かつて近隣で営業していた1杯250円の名店「すずき」が頭にあったからだ。
この1年間で少なくとも3万人が来店した。創作も続け、「素冷やし中華」「ペペロンチーノ」「煮干しラーメン」といった期間限定メニューも出してきた。
開店1周年で村上さんは二つの挑戦を計画している。一つは60分制の「ラーメン・餃子1000円食べ放題」だ。もう一つは、地元への恩返しのため、店で「子ども食堂」を開くことだ。近隣の小学校にラーメンパスポートを配布して1日1回無料にする。村上さんは「安くて、満足してもらえる一杯をこれからも突き詰めていく」と話している。https://news.biglobe.ne.jp/economy/0215/ym_250215_4367990219.html
引用元: ・ラーメン1杯250円に挑む店主「常に原価との勝負」「努力で生み出した一杯」 [バイト歴50年★]
営業中客が途切れなければ可能な価格帯らしい
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