【京都】日韓の高校生が交流　プレゼント交換や学校案内も「気づき得られる」

　来校したのは、韓国のナムソン女子高等学校の12人。両校がユネスコスクール加盟校に認定されている関係で、交流授業が開かれた。海外の学校との交流は今回で5回目、ナムソン女子高の来校は初めて。

　西乙訓高の全校生徒が集まる体育館で歓迎会が開かれ、12人を歓迎した。韓国の伝統組みひもがあしらわれた巾着に入った手鏡と百人一首や浮世絵、タペストリーなどの記念品を交換。三木孝史校長は英語を用いながら「交流を通し、気づきや学びを得ることを願っている」と述べた。

　その後、1年生の教室に移動して交流授業を行った。グループを作り「おいしいは韓国語でどう表現する?」「一番有名なスポーツは?」など、英語で質問。教室には、日本語や韓国語も飛び交い、交流を深めていた。

　放課後には西乙訓高のグローバル部と交流。持ち寄ったプレゼントを交換したり、学校案内をしたりして楽しんだ。

　1年の生徒（16）は「日本語が上手で英語を使わなくても会話ができた」と驚きを口にした。別の生徒（15）は「韓国にはよく旅行するが、現地の子と話す機会がなかった。韓国語でもコミュニケーションができて良い機会になった」と笑顔で語った。

2/17(月) 8:01 京都新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/577b3c3964d3177d32da51025068e180cedc45a4