【デヴィ夫人】「ワンニャン平和党」代表就任　ネットの一部では困惑の声も　夫人はインドネシア国籍

報道陣の質問に答えるデヴィ夫人　

今年夏の参院選での国政進出を見据えて、12日に政治団体「12（ワンニャン）平和党」代表に就任したタレント、デヴィ夫人（85）。有名タレントによるまさかの政界挑戦と一風変わった政党名に、インターネット上の一部では戸惑いの声が上がっている。

同党は「犬猫の食用禁止の明確な法制化」「殺処分ゼロ」など、犬や猫の保護をテーマに位置付けているのだが、これに対しＸ（旧ツイッター）では「まず人間のことを何とかしてくれ」「マジか」など、党の方向性に疑問の声が飛んでいる。

もう１つはデヴィ夫人の被選挙権だ。「ひろゆき」こと実業家の西村博之氏（48）は、12日に自身のＸで「デヴィ夫人は日本人じゃないから国会議員に成れないような」とポスト。実際、デヴィ夫人は１９６２年にスカルノ元大統領と結婚して以来インドネシア国籍であり、日本の被選挙権はない。日本国籍の取得に向けた申請をしているという。

一方で、以前から犬や猫の保護活動に力を入れてきたデヴィ夫人に期待する向きもいる。東京都内で開かれた記者会見で「政界に一石を投じようと立ち上がりました」と語ったデヴィ夫人は、政治不信が続く中で旋風を巻き起こせるか。

夕刊フジ 2025.2/12 18:20
https://www.zakzak.co.jp/article/20250212-U3NXPLAG4RBERKULZFFPDIJPSU/