「米国、多様性やめるってよ」 老いも若きもつらい日本の男性
②日本では職場の多様化は女性活躍が中心と見なされる
③日本人男性は幸福度が低いとされ、活性化が課題だ
「アメリカ、多様性やめるってよ」
いつぞやの映画のタイトルを思い起こすようなセリフを、この数日間何度聞いただろうか。
2025年1月上旬、IT大手の米メタが多様性に配慮した採用活動などを廃止する計画だと米国の複数のメディアが報じたことを日本のメディアがいっせいに取り上げ
アマゾン・ドット・コム、マクドナルド、ウォルマート、ボーイング、フォード・モーターなどの名だたる米国企業も、多様性からの撤退や取り組みの縮小を進めているという。
ダイバーシティー(多様性)という言葉が日本に“輸入”され広まったのは、2015年ごろと記憶している。
それまでの第2次政権が掲げた「女性活躍」なる4文字熟語が、ダイバーシティーに置き換わり、「あれ? 女性活躍ってどうなった?」となったころには
D=ダイバーシティーに「I」=インクルージョンが加わり(D&I)、いつの間にやらDEI(Diversity=多様性、 Equity=公平性、 Inclusion=包摂性)に進化した。
これらの動きに「多様性は古い」「多様性は金がかかる」「多様性とか言っているのは、上(経営層)のやつらだけ」「日本にはそもそも多様性などない」
といったコメントが飛び交っていたけれど、はて、日本組織での多様性=DEIって、なんなのだろう。
「そりゃ、女性活躍でしょ」と言う声が聞こえてくるが、私自身はDEIとは「いろんな宝石が集められた宝石箱のようなもの」と捉えている。
それぞれの宝石=メンバーがチーム(組織)のためにできることを探し、実現し、ダイヤの輝きがトルコ石のブルーグリーンを鮮やかにし
エメラルドの魅惑的な緑色がルビーの多色性をさらに深くする。目に見えない糸でつながっているキラキラ輝く唯一無二の宝石箱だ。
女性活躍は多様性の一部でしかないし、その一部でさえ世界に3周くらい遅れに遅れまくっているのが、日本の現在地だ。
しかし、スポットが当たっているだけマシと常々感じてきた。多様性が女性問題と矮小(わいしょう)化されたことで、より深刻になったのが「男性問題」である。
男性問題とはジェンダーステレオタイプや性役割に起因する男性差別のこと。
10年ほど前に書いたこちらの記事(「男性保育士『ロリコン疑惑……
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2025/02/12
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00118/00341/
引用元: ・「米国、多様性やめるってよ」 老いも若きもつらい日本の男性 [おっさん友の会★]
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